
7月1日の函館5R・2歳新馬(芝1200メートル、6頭立て)は、単勝1・5倍の断然1番人気となったルージュレベッカ(牝、栗東・昆貢厩舎、父キズナ)が逃げ切って初陣を飾った。勝ち時計は1分12秒2(稍重)。
スタートからハナを奪うと、そのままマイペースで逃げた。手応え良く直線を向き、しぶとく脚を使うと、サクセスカノンの猛追を3/4馬身退けてゴールに飛び込んだ。横山和生騎手は「実質2本しか追い切りをやっていないのでメンバーに恵まれたのもあるけど、馬の能力と厩舎の努力でこういう結果が出ました。まだ荒削りで覚えなきゃいけないことはあるので、これからですね」と今後を見据えた。
管理する昆調教師は「伸びしろはたくさんある。何もなければ函館2歳S(7月15日、函館)に行きたい」と話した。