【こちら日高支局です・古谷 剛彦】初のJG1制覇で活気づく九州産馬 九州1歳市場は前年比大幅増

 JRAでも2歳戦が始まる中、競走馬市場では今週から1歳市場が始まった。JBBA九州種馬場では20日、九州1歳市場が開催され、セリに先立ち、佐賀県競馬組合は24年11月4日のJBC開催に向けた取り組みを発表した。JBC3競走に加え、九州産馬限定の地方全国交流重賞を実施。さらに走路ラチの全周更新、ウィナーズサークルやパドックビジョンの新設、特別観覧席の一部改修を行うという。

 昨年始まった九州産限定の新馬戦は今年は17日に佐賀1Rで行われ、1着カシノルーカスと2着エイヨーカルムが九州1歳市場の取引馬だった。JRAの小倉競馬場とともに、佐賀競馬は九州の馬産に寄り添い、競馬を大いに盛り上げていく。

 そして、中山グランドジャンプで九州産馬初のJG1制覇を果たしたイロゴトシの関係者に対し、九州馬主協会の表彰があった。馬主の内田玄洋氏は所用で欠席したが、「九州産馬の可能性を証明してくれたことが喜ばしい限り。今後も九州産馬の活躍のため、本田さん(生産者の本田土寿氏)共々まい進していく所存です」とコメントを寄せた。管理する牧田調教師は「ひまわり賞に騎乗していたジョッキーが距離が延びた方が良いですよと話していたことと、心音が良いと獣医師からうかがっていたこともあり、障害の適性があるのではと感じました。体調が整えば、小倉サマージャンプを予定しています」と話していた。

 17年から21年まで、上場頭数が15~20頭という厳しい状況が続いた九州1歳市場だが、今年は30頭が上場された。売却総額は5790万円(税別)、売却率は60%と、いずれも前年を大きく上回った。最高価格はカシノティーダ2022(牡、父アレスバローズ)の650万円で、岡浩二氏が落札。母カシノティーダは18年ひまわり賞の勝ち馬で、アレスバローズ産駒は2世代目だが、九州で供用した初年度となる。アレスバローズは18年北九州記念を1分6秒6の好時計で差し切ったディープインパクト産駒。血統背景と抜群のスピードは、九州の馬産に大きな役割を果たしている。(競馬ライター)

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