【阪急杯展望】新星フォーチュンタイムに期待 ダノンマッキンリーもはまれば一発

阪急杯の出走予定馬。※騎手は想定
阪急杯の出走予定馬。※騎手は想定

 第69回阪急杯・G3は2月22日、京都競馬場の芝1400メートルで行われる。

 デビューから5戦4勝のフォーチュンタイム(牡4歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父グレーターロンドン)に期待がかかる。初めての1400メートル起用となった前走の東山Sでは2馬身半差で圧勝。高い距離適性を感じさせた。オープン初戦が重賞になるが、ここに挑むあたりは陣営の期待の大きさを感じる。昨年4月にデビューした遅咲きの大器に注目だ。

 この舞台で行われた昨年のスワンSを勝ったダノンマッキンリー(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎、父モーリス)はレース運びに注文が付くが、道中で折り合って、はまった時の爆発力がある。重賞2勝の実績からも、警戒が必要になるだろう。

 スズハローム(牡5歳、栗東・牧田和弥厩舎、父サトノダイヤモンド)は昨年の京王杯SC3着、CBC賞2着と惜しい競馬。スワンSは枠入り時にゲートに突進するトラブルで外枠発走となり度外視できる一戦で、スムーズに流れに乗れれば巻き返しがある。今回は吉村誠之助騎手とコンビを組む。

 休み明けの阪神Cが0秒3差の6着だったソーダズリング(牝5歳、栗東・音無秀孝厩舎、父ハーツクライ)は昨年の京都牝馬Sでナムラクレアを破って重賞勝ち。調整過程も前走よりも上で、変わってきそうな一頭だ。

 そのほか、トゥラヴェスーラ(牡10歳、栗東・高橋康之厩舎、父ドリームジャーニー)やオオバンブルマイ(牡5歳、栗東・吉村圭司厩舎、父ディスクリートキャット)も展開ひとつで浮上する。

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