競馬コラム
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24年は収得賞金過去最高のエコロ軍団 今年は充実のラインアップで大舞台での活躍を狙う
私が初めて『エコロ』の冠名で知られる原村正紀オーナーを取材をさせていただいたのが24年の日本ダービー前。馬に対しての情熱や探究心、そして人
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歴女ジョッキーと関所トーク 馬も歴史もキッチリ追い込む古川奈穂騎手の探究心
競馬記者をしているとジョッキーの意外な一面を知る。例えば、障害史上最強馬・オジュウチョウサンの主戦を務めた石神深一(しんいち)騎手(42)
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ドウデュースを“止める勇気”が第2の馬生守った
「やらない後悔より、やる後悔」という言葉がある。この格言に従っていれば、昨年引退したG1・5勝馬ドウデュースの馬生は変わっていたかもしれな
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“同期の絆”で中山金杯を勝った藤岡佑介騎手 今年の目標は「一年けがなく、事故のないように」
ゴールの瞬間、自然と左手が上がった。1月5日の中山金杯・G3でアルナシーム(牡6歳、栗東・橋口慎介厩舎、父モーリス)とともに重賞Vを決めた
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】生産者や育成者の思いを忘れてはならない
グリーンチャンネルで2010年に始まった馬産地情報番組「日高支局定期便」をモチーフに、当欄は2011年4月に始まった。当時は、東日本大震災
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友道調教師とドウデュースが過ごした3年半は自身のルーツをたどる「旅」だった 思い出の名馬と重なる姿
ドウデュースが引退した。ラストラン予定だった有馬記念2日前の出走取消。友道調教師は歴代最多の投票をしてくれたファンに何度も謝罪した後、こう
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】ドウデュースはまさにハーツクライの最高傑作
海外を含めて2歳G1ウィナーは、種牡馬となった時の価値は高い。根幹距離とされるマイル戦で、好時計勝ちとなれば、さらに資質の高さが評価される
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調教師試験に合格した43歳が明かした「あこがれ」 小島太さんがともに汗を流した当時を振り返りエール
12月5日に2025年度の新規調教師免許合格者9人が発表された。例年通り、当日の午後から記者会見が行われたなか、気になる志望動機を明かした
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半世紀に渡って血脈を守り続けるオーナー「競馬を文化に」 (株)ダイリンの奮闘
JRAで50年以上も、ひとつの血脈を守るべく子孫を持ち続け、走らせているオーナーがいるのをご存じだろうか。(株)ダイリンは祖父の名義から5
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】2歳G1の行方が左右する新種牡馬リーディング争い
2歳リーディングサイアー争いは、首位キズナと2位エピファネイアの差が約8000万円あり、朝日杯FSにエピファネイア産駒の登録が1頭(ソード
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伝染病の予防や被災地支援、バスへの助成金… JRAが行っている様々な社会貢献
SDGs(持続可能な開発目標)が2015年に国連で採択されて以来、国家を問わず様々な企業や団体が貧困の撲滅、環境保護、不平等の是正など世界
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】女性騎手とグランプリ王者になった韓国最強馬 ファンの夢を乗せて次は世界挑戦へ
韓国競馬で行われる年末の大一番・グランプリ(韓国G1)が1日、ソウル競馬場で行われた。16年から始まったコリアCの上位馬が活躍する一戦で、
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【安田隆行・元調教師コラムG1帝王学】「テンよし、中よし、しまいよし」レモンポップ連覇十分
私が10、11年にチャンピオンズCの前身だったジャパンCダートを勝たせてもらったのがトランセンド。管理馬の中でも忘れられない一頭です。 母
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紅一点アーテルアストレアと酒井助手の挑戦 菱田裕二騎手と最高の大舞台へ
競馬は、ギャンブルという世界ではあるが、人と馬が織りなすドラマを感じる瞬間があるからこそ、競馬ファンは引きつけられる。少なくとも記者はそう
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】来年デビューのコントレイル産駒などの展望も 日本軽種馬青年部研修会
各地区の軽種馬青年部で構成される、日本軽種馬青年部連絡協議会は21日、第34回定期総会を千歳市内のホテルで開催し、その終了後には研修会が行
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“青森の星”ハヤテノフクノスケの挑戦 新人記者が生産者への取材で感じた思い
菊花賞に2016年のミライへノツバサ以来、青森産馬として8年ぶりに出走したハヤテノフクノスケ(牡3歳、栗東・中村直也厩舎、父ウインバリアシ
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【ジャパンC】森泰斗騎手の揺るぎない本命は前走で究極の上がりを使ったあの馬「腹をくくった直線勝負に期待したい」再び末脚爆発だ
浦和での最終騎乗となった22日は、12Rで勝つことができました。すごく好きな競馬場で、勝って締められたらかっこいいな、と思っていたのでめち
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】藤沢和雄元調教師が馬産地に「期待しています」
少し前の話題だが、10月29日に胆振軽種馬農業協同組合と同青年部の共催で、胆振地区生産育成技術講座2024が千歳市内のホテルで行われた。J
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「すごい華やかで歓迎されている感じ」23歳の若武者が感じ取ったメルボルンCの空気感
若武者の強心臓ぶりに驚いた。11月5日に豪州のフレミントン競馬場で行われたメルボルンC。同じ豪州のコーフィールドC13着から転戦となったワ
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】ホッカイドウ競馬開催終了 2年ぶりに年間発売額のレコード更新
4月17日に開幕したホッカイドウ競馬は、7日に行われた道営記念を最後に、24年シーズンが幕を閉じた。昨年より開催日数は2日増え、全84日間
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ステラヴェローチェのラストラン2日前 担当助手が1台の扇風機に込めた、愛馬への思い
11月6日、ステラヴェローチェ(牡6歳、栗東・須貝尚介厩舎、父バゴ)の競走馬登録が抹消された。20年サウジアラビアRC、21年神戸新聞杯と
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】母ダイワエルシエーロのハルワタートが最高価格 牧場主流の牝系上場で繁殖馬セール盛況
10月23日に新ひだか町の北海道市場で、繁殖馬セール(主催ジェイエス)が開催された。今年は218頭(受胎馬175頭、空胎馬43頭)が上場さ
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佐藤翔馬騎手“持ち味”発揮でヤングジョッキーシリーズ首位通過 日々の積み重ねでさらに飛躍を
3歳の頃から目標としていた職業に就けている人は世の中にどれくらいいるのだろうか。当時の私は大人になった自分を想像したこともなかったであろう
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】JBC2歳優駿でJRA勢打ち破るリコースパロー見たい
馬産地に立脚するホッカイドウ競馬は、残り2週で2024年シーズンが閉幕する。31日には2歳牝馬による唯一の交流重賞である報知新聞社杯エーデ
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元騎手候補生で中央大学卒の調教助手が騎手免許試験を受験 亡き父は元JRA騎手
七転八起の人生だ。元JRA騎手候補生で、現在は栗東・宮徹厩舎に所属する増井一斗(かずと)助手(33)。父は元JRA騎手で、今は亡き父…様々
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】ノーザンファームミックスセール 当歳セッション活況も繁殖牝馬セッションは意外な伸び悩み
ノーザンファームミックスセールは、19年から繁殖牝馬セールとして始まり、22年から当歳部門が加わった。昨年のセール後、吉田俊介ノーザンファ
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「伝説」を通して見る新馬戦の楽しみ方
菊花賞が行われた10月20日、新潟に転勤している馬友からLINEがきた。「来年のG1馬が出るぞ」。そのメッセージを受け取ってすぐに思い出し
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【安田隆行・元調教師コラムG1帝王学】息子・翔伍師の負担かけない調教 かからない強みあるダービー馬
私は現役時代、あまり菊花賞とは縁がありませんでした。特に調教師時代は97年のパルスビート(9着)1頭のみです。ただ、当時は開業3年目。大舞
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】オータムセール1歳市場が好況続く 初日は162頭が落札
今年最後の1歳市場となるオータムセールが、10月15日と16日の2日間、新ひだか町静内の北海道市場で開催されている。初日は、これまでの1歳
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待望のデビュー初勝利 ヤングジョッキーズシリーズはJRA西日本トップ 橋木太希騎手の今後の活躍に注目
先月9月29日の中京6Rで初勝利をマークした橋木太希騎手(18)=栗東・西園正都厩舎=。自厩舎のシャープソーンで、今年3月2日のデビュー戦
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】青森生まれのハヤテノフクノスケ 菊花賞快走で東北馬産に光を
先週末、青森で繋養されている種牡馬たちに会ってきた。今年も30頭を超える種付けをこなしたウインバリアシオンと、ウォーエンブレムの貴重な後継
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サクラローレルとマンハッタンカフェで凱旋門賞に2度挑戦 小島太元調教師が考える理想の日本馬とは
今年の凱旋門賞も日本の競馬ファンが待ち望んだ結果にはならなかった。レース当日は東京競馬場で行われたパブリックビューイングの盛り上がりを取材
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】きょう発走ジャパンダートクラシックは地方馬の力を示すには最高の舞台
国内のダート競馬が変革を迎え、その象徴と言える3歳ダート3冠。2日に大井競馬場で行われるジャパンダートクラシック(Jpn1)は、3冠最終章
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ぬいぐるみになる“ヤッコちゃん”への思い 担当の田村助手「こういう馬に携われて幸せです」
19年のレパードSと、22年の函館記念を勝った白毛馬のハヤヤッコ(牡8歳、美浦・国枝栄厩舎、父キングカメハメハ)は高い人気を集めている。先
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【安田隆行・元調教師コラムG1帝王学】短距離王国の礎築いたロードカナロア 同じ臨戦過程、産駒の2頭に注目
この秋も私とゆかりが深いG1について、書くことになりました。引き続き、お付き合いいただければと思います。 安田厩舎はよく「短距離王国」と言
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】セプテンバーセールは初の売却率8割超 購買関係者に熱気あり
17日から19日までの3日間、北海道新ひだか町静内の北海道市場でセプテンバーセールが開催された。初日は先週の当欄で振り返ったので、今回は2
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】セプテンバーセール開幕 ミスターメロディ産駒の牡馬が初日最高額2500万円
先週末は中山競馬場を訪れ、9月16日は北海道に戻り、札幌競馬場へ出向いた。中山競馬場は最高気温が34度を記録し、湿度も高く、まだ夏競馬の延
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ローレルオーブ号の口取り式に登場した女性は… 競走馬セールを支える縁の下の力持ち
昨今、総売上額や売却率など、レコードを更新し続ける国内の競走馬セール。盛り上がりの一因に、情報がギッシリ詰まった分厚いカタログ(以下、セリ
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】若い世代の来場が増えたコリアカップ&スプリント 来年は日韓の激戦を見たい
ソウル競馬場で9月8日に行われたコリアカップとコリアスプリントを、今年もライブ観戦した。レース結果はご承知の通り、2レースとも日本馬のワン
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新潟で買い続ければプラスだった藤田菜七子騎手 秋に向けて「しっかり勝ち切る競馬を」
9月7日から秋競馬に突入した。夏の新潟開催は9月1日に終了したが、今年の最も大きな変更点といえば、暑熱対策が導入されたことだろう。その初日
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】ファン獲得の掘り起こしができる北海道
6月8日の函館競馬からスタートしたJRA北海道シリーズは、1日の札幌競馬で閉幕した。7月20日に開幕した札幌競馬の売り上げ金額は、7週間1
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同期の死、結婚、ケガ… 18年目の荻野琢真騎手が「激動の1年」を振り返る
先週で終了した北海道シリーズ。早朝から始まる競馬場での調教には、常に荻野琢真騎手=栗東・フリー=の姿があった。関東も含む数多くの厩舎から信
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】21年ぶりサマーセール6日間 最終日の売却率が最も高く
サマーセールが6日間開催となったのは、03年以来21年ぶり。03年は、月曜から水曜までの3日間を2週に分けて開催したので、1週間を通して行
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【こちら日高支局です・古谷剛彦】ヘニーヒューズ産駒「ダンシングロイヤル2023」に大物感
北海道新ひだか町静内の北海道市場で、サマーセールが8月19日から始まった。近年のサマーセールは、終了時刻が午後7時を過ぎることが多く、上場